寿報9号

寿報9号

寿報9号は住職の近況報告とさせて頂きます。

私が寿楽寺住職を拝命して早くも10年が過ぎました。
この10年の間にはたくさんの檀信徒さんにご助力、ご協力を賜り大過無く時が過ぎてきました。
改めて檀信徒の皆様に心より感謝申し上げたいと存じます。

住職拝命以来、京都や横浜の伝授会にも何度も参加させていただくことができました。
真言宗僧侶は密教を学ぶ際に、書物だけを読んで学ぶことは許されていません。
密教の修法を一つ学ぶには、まず『伝授大阿闍(だいあじゃ)梨(り)』さまを探し
大阿闍梨さまから『許可(こか)灌頂(かんじょう)』という儀式を通して密教を学ぶための許可を頂きます。
その後は『面授』と言って大阿闍梨さまの前でいろいろな事をお授け頂きます。

本当に沢山の事柄を学ぶことができました。
『伝授』では『受けて半人前、授けて一人前』と言います。学んだだけでは半人前で、学んだ事をほかの僧侶に伝授できて初めて一人前ということです。
私はまだ半人前ですが、できるだけ努力をして一人前になりたいと考えています。
また、本年度から以前勤務していた東京農大第二高等学校に奉職し数学教員として
教鞭を執っています。久々の授業で毎日が緊張の連続です。時には授業で上手な解説ができず落ち込むこともあります。
お寺と学校のお勤めで疲れることもありますが
10代の高校生から沢山のエネルギーを貰って頑張っています。
現在住職としてこんな日々を送っています。 寿楽寺 住職 光雅 拝。

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